2013.12.15(Sun) DON
兄の背中を追いかけ挑戦し続ける男の話。
その日俺はいつものように、1日のご褒美のビールを飲みながら、リビングでくつろいでいた。
仕事も終わり、お風呂に入り、食事をして、あとは寝るだけ。1日の終わり。
1人で過ごす大切な時間だ。
その日にあった出来事を思い出し、反省したり自分を褒めてあげたりする。
そして、その気持ちを忘れずに明日に繋げる。
そう。そんな大切な時間を過ごしている時だった。
『・・・・。』
なに勝手に上がり込んでんだ!!
なに?なに?今日ミーティングだったっけ?
急になんなの?ピンポンも鳴らさずに入ってきて!
てゆうか、君たちは俺の家をなんだと思ってんの?
ここは俺の家だからね?家賃を払って住んでる俺の家。プライベートの場所であって君たちの遊び場じゃないんだからね?
わかるかな?
『相変わらず汚ねぇ部屋だな。』
余計なお世話だ!!
入ってきて早々なに?なんなの?
文句を言いにきたのかな?
まぁ確かに汚いけど。それは認めるけど、いつもいつも遊びにくる君たちのせいでもあるんだからね。
その辺のところ、よーく理解してくれるかな?
『おっ。あるじゃんあるじゃん。』
話を聞けやぁぁぁぁ!
てゆうか、なに?あるじゃんあるじゃんって?
もちろんハシゴはありますけど。
あ、、、、、、、まさか、、、、、、。
まさか、、、、、、。
なに勝手にハシゴ外してんだ!!
だいたいわかってきたよ。
あれだろ?こないだAKIがやってたあれだろ?(背中で語る男の偉大さを感じた夜の話。 を参照。)
やる気なんだろ?
兄貴に負けたくないんだろ?
『意外と高いなぁ?。』
ほらね!予想通り!
でも、わかるよ。SEIYAの兄貴に負けたくないって気持ち。
俺も次男だからさ。いつも兄貴に負けたくないって思ってたし、今でも思ってるもん。
小さい時から、先に何かを成し遂げるのはいつも兄貴でさ。
その兄貴の背中を追いかけながらも、いつも、負けたくない!負けたくない!って思いながらやってきたんだよ。
いつか追い越してやる!ってね。
SEIYAもそんなふうに思いながらやってきたんだろ?
よし!わかったよ!SEIYAの登る姿は、俺が見届けてやるからやってみな!!
挑戦してみろや!!俺が応援しといてやるから!
さぁ!登ってみろ!!
『相変わらず汚ねぇ冷蔵庫だなぁ。』
話を聞けや!!!
なにシカトして勝手に冷蔵庫開けてんの?
しかも冷蔵庫汚いとか言ってんじゃねーぞ!!!
人んちの冷蔵庫の中を勝手に物色しやがって!
『ふぅーー。』
今から戦いますみたいな顔してんじゃねーぞ!
しかし、いい顔つきになってきたじゃねーか!
やるんだろ?やっちまうんだろ?
俺は下で応援しとくから頑張れよ!!
お!服を脱いでやる気満々だねぇ!
頑張れよ!応援してるからな!
SEIYA頑張れ!!!!
『俺もこれ使おうかな?』
お前は亀仙人か!!
なにダウンベストを甲羅みたいな感じにしちゃってんの?
まぁなんでもいいから早くやっちゃってよ。
『ちょっと甲羅重たいわ。』
いいから早く登れや!!
そもそも甲羅じゃねーし!
確かにドラゴンボールじゃ、甲羅を背負って修行して、甲羅を外したらめちゃくちゃ強くなってたりするけどさ!
そんなことはどうでもいいから早く登ってくれ!
サラッと登ってんじゃねーぞ!!
簡単にサラッと登ってんじゃねーよ!
もっとやる気出して!!もっと躍動感出してくれないと!
この前AKIが登ったのがヤラセに思われちゃうだろーが!!!!
降りてきたらダメ出ししてやるから、とっとと降りてきなさい!!
躍動感溢れる感じで、やる気を出して、必死に降りてこいよ!!
降りるの大変ですわ?みたいな感じで!
必死に頑張って降りてこいよ!!
俺はそうゆう絵が撮りたいんだからな!頼むぞ!
『DONちゃんさ。たかがブログごときで監督ぶってんじゃねーよ。』
よし、わかった。
降りてきたらとことんダメ出ししてやるからな!
サッサと降りこいよ!!
躍動感出しながら!やる気を出して!頑張ってる感じで!
ここらへんから必死になって!うわ?助けて?みたいな感じで!頑張ってる感じで!
『コンプリート完了!』
お、おん。まぁ、コンプリートは完了だわな。
でも、俺からも言いたいことあるし少し話そうか?
緊急ミーティングだよ!!緊急ミーティング!
そうそう!
そうだな!まずはハシゴを直してからだな!
そうゆうところは偉いと思うよ!
うん!キッチリしてるね!!
よし!話し合いをしようか!
あ、ごめんごめん!喉乾いてたよね!
たくさん動いたからね!気が付かなくてごめんね!!
さぁ!座ってミーティングしようか?
まず、俺が言いたいのはさ、もっと躍動感を出して登ってくれるかな?
やる気を出して頑張りを見せる感じでさ!!
ね?聞いてる?
ちゃんと聞いてる???
無視するんじゃねぇぇぇぇ!
とゆうふうに、SEIYAは帰って行きました。
この兄弟、俺の物差しでは、まだまだ測りきれないみたいです。
では、
ロフト登りに挑戦したい方は、あおなみ線競馬場駅くら徒歩5分、DONちゃんハウスへお越しください。
じゃ、またね!
『是非お手合わせ願いたいねぇ?。』
だから、大和田は黙ってろ!!
じゃ、また!