2013.11.12(Tue) DON
湯の番人ダルシムじいさんの話。
昨夜、夢に昔好きだった子が出てきたんですが夢の中でも振られました。起きて腹が立ったんで、『夢の中でまで振りやがって馬鹿野郎!』ってLINEしたんですが、既読になって10時間が過ぎようとしています。
『バカヤローコノヤロー!』
どうもこんばんわDONちゃんです。
さてさて、今日は俺の行きつけの銭湯の湯の番人ダルシムじいさんの話をしようと思います。
銭湯の湯船の配置が水風呂を囲むように日替わり風呂とジェットバスとボディバスがあるんだけど、ダルシムじいさんはいつもこの辺りにいます。
そう、俺が出会った時も湯に浸かるわけでもなく、湯船の淵に腰掛けてて。
で、俺もボケーっと少し離れたところで休憩してたんだけどダルシムじいさんはいきなりオケを持ってすごい勢いで湯を掻き回し始めたんだ。
俺はそれを見て何やってんだ!と思ったけどその後のダルシムじいさんの行動を見てピンときたんだ、、、、、、。
ダルシムじいさんは湯を触りながら何やら真剣な表情で首を傾げてる、、、。
まさか温度調節か!?
そう思った俺はダルシムじいさんに注目した。
湯を掻き回しては、少し待って湯を触り、また掻き回す。しまいには水風呂の水を入れだしたりして。
それはダメでしょなんて思った俺は、ダルシムじいさんの温度調節が終わったら湯に浸かってやろうと思ったわけ。
結構な量の水を入れてるもんだからぬるくなってたら注意してやろうかなってね。
そんなことを考えてるうちに、ダルシムじいさんは何食わぬ顔でまた静かに湯船の淵に座ったんだ。
その瞬間俺は日替わり風呂に入った!!
めちゃくちゃ最高な湯加減やないけ!
入った瞬間に1日の疲れが取れるようなめちゃくちゃ最高に気持ちいい湯加減になってるじゃねーか!!
俺は今日はこの湯から出たくないよセニョリータ、、、、、、、。
こんないい湯加減にしてくれたダルシムじいさんマジリスペクトっす!!
職人芸とでも言うのでしょうか。この湯加減。
そして、ダルシムじいさんのほうを見ると何食わぬ顔で静かに湯船の淵に座ったまま。
どうだ!気持ちいいだろ!とドヤ顔をするわけでもなく、ただただ当たり前のように佇んでいる。湯にも浸からずに。
ダルシムじいさん、、、、、、、、、。あんたは自分が気持ち良くなることよりも皆に気持ち良くなってもらいたいんだね。
ダルシムじいさん、、、、、、、、、。
ダルシムじいさん、、、、、、、、、。
じゃまた!